日本語コースの成果 :: 「最後の作文」

「最後の作文」はクラス３の皆さんが選んだ最後の作文の題目です。
なんて変な題目だなーと思う人がいるかもしれませんが、この題目にはちょっと寂しい気持ちが入ってます。

この作文「プロジェクトｗ」の目標は皆それぞれの国の有名なことについて作文を書くことでした。
私はぺトラについて書きました。
それは比較的に難しかったけど非常に勉強になりました。それに、自分の国について作文を書けるようになって本当に嬉しかったです。
「最後の作文」を楽しんでください～

＊＊＊＊＊＊ぺトラ遺跡＊＊＊＊＊＊

「エル．ハズネ」ぺトラの一番有名な建物。

ヨルダンと言うと、青いアカバの海や月の地面に似ている美しいワーディラムや地方で最も低い場所として有名な死海などの観光地を必ず思い浮かべます。しかし、その中で一番人気なのはぺトラの遺跡なのではないかと思います。
ぺトラはバラ色の町として知られていて、もともと紀元前400年ごろに、ナバテア人という砂漠の遊牧民に作られて、彼らの首都になったそうです。

ナバテア人たちは、商業の盛んな民族だったので、敵に攻撃されないように首都を安全なところに建てるのは重要でした。それで、ヨルダンの南の巨岩や奇岩がたくさんある砂漠を選んで、見つからないようにぺトラをそこに建てました。その結果、ぺトラは周りの砂漠からまったく見えません。

ぺトラの遺跡が発見されたのは19世紀ごろで、スイス人のイスラム学者によってです。
それは比較的最近なので、ぺトラは上手くかくされた町の代表として考えられています。
ぺトラは発見されたときから、人気がどんどん出てきて、1985年に世界遺産に最も古い時代の遺跡の一つとして登録されて、2007年に新世界七不思議にも登録されました。
さて、ぺトラはほかの遺跡に対して特別なところだとおもわれています。どうしてかというと、理由がたくさんありますが、その中での一番主要なのはぺトラの建造物です。
具体的に言うと、町には入口が一つしかありません。それは、「シーク」と呼ばれている細長い岩の谷にある道です。

シーク

高さ100メートルで、はば２メートルのところもあります。長さ1.5キロメートルのシークを進んで行くとそこの暗さが突然(とつぜん)消えて、明るくて高い「エル．ハズネ」というぺトラの一番有名な建物のすがたが現れます。

シークを歩き続けると明るいバラ色のぺトラが突然現れます。

不思議なことにぺトラの建物は基本的に全部岩が削られてできています。しかも建てられた時代は昔だったのにそのようなりっぱな建物ができたのはとても難しくてすばらしいのです。また、この突然の色や景色の変化は他の世界中の遺跡にはありません。
現代は観光客がいろいろな国からぺトラに来て、馬やラクダに楽しく乗ってシークを通ります。そしてシークを出たら、エル．ハズネだけではなくていろいろなことも楽しむことができます。例えば、たくさんのおみやげの売店では砂漠の砂から作られた砂ボトルも買えます。しかも最も有名なアラブコーヒーが伝統的なテントで体験できます。

砂ボトル。人気のあるペトラで買えるおみやげ。

ぺトラは２０００年以上の間ずっと変わらないままで、まるで時間の流れにちょうせんしているみたいです。それはナバテア人の優秀な文化を表すのではないかと思います。このようにヨルダンで観光する人にとって、ぺトラはとても人気のある観光地です。あなたもいかがでしょうか？